ABOUT

ニプラについて

History
なりたち　沿革

きっかけは、友が漏らした「ヒトコト」を聞いたことから。

「テナントのメンテ費が高いんだよね」

友人は遊技施設を経営する会社の幹部。店舗のエアコンなど設備管理は専門業者に委託しているという。そのランニングコストが結構かかる、という話。
店舗が少なかった頃は都度業者を選定して依頼していたが、20店舗近くまで経営している現在となっては、管理の手間を考え専門業者に一括一任しているという。そのコストがとにかく高いというのだ。決算期になるといつも悩んでしまうという。

近々同一地域の３店舗が空調設備入れ替えのタイミングだが、現時点で見積がかなりの金額。

だからといって、どの業者に頼んだら良いのかもわからない。
相場もよくわからない。

なので、今回は入札で発注すると言う。

「それなら俺も入札に参加させてほしい」

それが、この事業を始めるきっかけでした。

ニプラは2013年1月、当時プラスチック加工製造工場の2代目だった星野辰二が一人で立ち上げました。
当時、中国をはじめとする東南アジア各国の安価なアウトソーシング対等の流れもあり、継いだ家業の町工場も年々厳しくなる経営状況に。
何か新しい事業を、と着目したのがビルメンテナンスの仲介事業でした。

事業を継ぐ前は金融会社や建設設備メーカーの営業マン。ビルメンテナンスの業界は全くの未経験。
営業マンの頃に身に着けた「誰とでもお話ができる」スキルで、はじめはたくさんのメンテナンス会社さんとつながりを作りながら、たくさんお話させていただきました。
関係性を深め、お悩みを伺ううちに、メンテナンス会社さんは案件の獲得に苦慮している現状があることがわかり、専門性が高いメンテナンス会社さんほどその傾向にあることも知りました。

ビルメンテナンス業務は、発注から実際の作業に至るまで、建物の調査、技術者の確保、設備の適合確認、必要な機材の手配、各許認可と、実にたくさんの経緯が必要で、時間もお金もかかる現状があります。

スムーズに案件が流れるように取りまとめれば、さまざまなロスがなくなり、延いては金銭的にも時間的にも注文者（建物オーナー）メンテナンス会社、双方に大きなメリットがあります。